奈良にもあります・奈良の大文字の送り火(高円山大文字)

2010年08月18日

奈良にもあります・奈良の大文字の送り火(高円山大文字)



 お盆もようやく過ぎました。全国では、お盆の最中、熱中症での死亡や様々な事故で亡くなられた方が多くおられます。交通事故で亡くなられた方も多くあったと聞きます。本当に、悲しいことであったと思います。心より哀悼の気持ちを表します。

 奈良でも、お盆の15日、高円山(たかまどやま)の大文字焼きが行われました。京都の五山の送り火は有名ですが、奈良の「大文字」と言うだけで、「えっ、奈良にも大文字があるの。」と意外な顔をされたものです。実は、私も奈良へ写真を撮りに行くようになるまでは、全く知りませんでした。

 以前、「地域情報紙ならら」では、年度は忘れましたが「全国」で行われている「送り火」の特集をされているのを見たことがあります。私の「仕事部屋」にもあるはずなんですが、「うずたかく」積ん読書物が多く探しあぐねてますが。まあ、いつか見つかるでしょう。・・・意外と、日本全国で行われているのにびっくりしました。調べられると、おもしろいですよ。(ほんとうに)

 奈良の「大文字」は、奈良公園の浮見堂から眺める景色が最高でしょう。猿沢の池からも、眺めることが出来ます。撮影される場合は、毎年、撮る「ポイント」を定めて行かれるのがいいと思います。ただし、この写真の場所も、場所の取り合いなどがありました。一年に「一度」しか撮れない光景なので、撮影者は「譲り合い」の気持ちが大切です。・・・やはり、どこへ行っても「撮影マナー」を遵守することが大切であると思います。

 「場所取りを、俺は●●の時からしているから、この場所は俺のもんだ。」と、そこまで言って、場所を譲られない「マナーの常識のないカメラマン」を見るのは、醜いものです。写真は気持ちよく撮ってこそ、「写真」なのです。

 いささか長くなりましたが、奈良の夜空に「大」の字が燃え上がるとき、お盆を過ごした奈良を見守る「祖先」たちは、「天」に還って行くのです。奈良の大文字は、第2次世界大戦で亡くなられた方を追悼する行事として、戦後まもなくはじめられたものですが、奈良の夜空を焦がすこの行事は、「古代からの祖先」を偲ぶ行事と思ってもいいのでは無いかと思います。(勝手な思いですが。)

 いささか「長く」なりました。今日は、これで筆をおきます。・・・また、明晩。アクセスは減っても、もうしばらく連続投稿続けてみますかな?・・・いつまで、続くかな。たまに、止まる時もあるかも。

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Posted by よっくん at 00:00│Comments(0)
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