さあ、3月ですが・・・。元気に、元気に。

2010年02月28日

 お水取りが、三月一日から始まります。後方の山は、若草山です。



 二月堂裏参道から、若草山を望む光景です。梅を借景にして、奈良の春の観光パンフレットにはこの光景がよく出てきます。俗にいう「日の丸」写真の典型ですが、・・・なかなか「絵」になりますね。・・・「なにいうとんじゃ、だから日の丸写真なんじゃ」・・・というところですか。

 お水とりは、正式には東大寺修二会といいます。春を告げる奈良の代表的行事です。この写真の撮影している場所にも、カメラ小僧が多く陣取ります。背の高さ以上の脚立を持ち込み、高さ2メートル以上の所から撮影をする人もいます。この辺から、二月堂のたいまつをねらう(撮影する)には、おそらく500ミリ以上の望遠が必要でしょう。
 わたしも、ここから数回ねらいましたが正直言って難しかったです。三脚の位置をはっきり固定にしておくこと、本撮影の前に少し、前露光をしておくこと。そうしないと、空の青さがフィルムに出せません。
 感度の明るい望遠を使うことが必要です。二月堂の前は、三脚を、一脚を使うことは厳禁です。多くの参詣者がおられますので、くれぐれも、使用は「御法度」です。マナーはマナーとして守りましょう。
 
 写真に戻りますが、吹雪く機会に恵まれることもありますが、それをシャッターチャンスとして捉えるかは各自の価値観です。確かに、レンズは曇るし、管理がたいへんなことは、大変ですよ。
 吹雪く前には、こうした写真もとれます。チャンスは無限です。どう、ロケーションを活かすかは自分次第です。


 さて、お水とりの「おたいまつ」の出る時刻は、19時からですが(日によってたいまつの出る時間は違います。注意してください、。)・・・二月堂へいかれるのでしたら、・・・ 
 
 近鉄奈良駅から行かれるのでしたら、徒歩で三〇分は現地までゆっくり歩いてください。市内循環バスで行かれるなら大仏殿春日大社前で下車でも一〇分以上は歩きです。
  なんせ、二月堂前は、七千人もの人でごったがえします。二時間ぐらい前には、現地へつけるようにお出かけいただくのがいいと思います。
 
 カメラを持って行っていきなり、芸術写真を撮ろうと思っても、それは、無茶な無茶な話です。短ければ二年は全体の様子を観て、長ければ三年四年はいろんな角度を考え、何度も現場に通い詰め、一枚の写真に仕上げるのが「いい写真」を撮るこつです。風景写真を愛するものは、みんな知ってる暗黙のルールと思っています。風景写真はそういう思いがこもっているものなのです。趣味と言ったって、甘い世界ではないのです。
 写真は、焦らずに撮るものです。磨きがかかっていてこそ、念がこもり、人が感動してくれるものなのです。
 ・・・あれ、思っている間にこんなに書いてしまいました。ごめ~ん。

こら、ええ加減にせんかい。・・・すんまへん。
はよ。おわらんかい。・・・再び、すんまへ~ん。
ほな、このへんで。・・・もう、ええんじゃ、ちゅうのに。(終わり)   

近江万葉人 

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Posted by よっくん at 17:48Comments(0)

吉野冬景色・義経堂(今日も静かなり)

2010年02月28日

吉野の奥地でひっそりとたたずむ雪に包まれた義経堂





 今日で2月お別れ、明日からは3月が始まります。3月は高校入試、大学入試があり、その後、卒業式、卒園式などが続き、新入社員の新人研修などが続きます。警察を最初にして、学校の先生、市役所などの公務員の人事異動、・・・・人は、新たな希望を持って新しい組織に身を任せていきます。そして出会い、別れを繰り返し人は成長をしていきます。
 4月には、送別会、歓迎会なども活発に行われるでしょう。皆さんにとっても、激動の3月・4月・・・うまく乗り切ってくださいね。
 体をこわさずに。・・・いいであい、いいわかれを楽しめるといいね。
 今日は、千年たっても「ひっそりと」たたずむ吉野奥千本・義経堂の静寂をとくと味わってください。
 深々と雪降る堂を訪れるのは、大峰山の行者のみ・・・過去に義経が隠れ潜み、奥州へ向かった決意をしたる「義経堂」・・・そんな、歴史をしっかりと、雪の重みに耐え、訪れるものを,白い幽玄の世界に誘うのです。
 悲喜こもごもの3月4月・・・皆さんは、どんな役回りになるでしょう。でも、写真を見る人は写真の世界の中に先ず自分が一番にはいりこめる特権、カメラを据える人は、これからの場面を切り取り料理でき、その世界にやはり入り、世界にとけ込む特権をともに有してます。
 それぞれの特権を、いい写真の世界にはいるチャンスに出切ればいいですね。

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どうかよろしくお願いいたします。

近江万葉人

  


Posted by よっくん at 01:03Comments(0)

先ず原点から・・・東大寺大佛様から

2010年02月27日

 一度、入力した原稿とは全く違う文章になってしまいました。あレッと思ったら、画面が「マッチロケ」・・・いえ「真っ白け」状態になりました。
 まずは、大佛様・・・とくと御覧ください。




 必ずと言っていいほど奈良の観光の切り札は、大佛様の顔が出場します。小学校の教科書や駅の看板、ホテルのパンフレット、小学生の折は○○百科など、出場回数の多い佛様でした。そしていまも奈良を代表する有名「人」でも、現役バリバリの佛様です。
 一昔前の巨人軍で言えば、「王・長島」クラスと言うところでしょうか。
現代ならば、「だあれ」でしょうね。・・・「野村監督?、ダルビッシュ?」
 「松坂選手、イチロー」・・・てな、ところでしょうか。
 奈良を巡るには、古くから「大和古寺風物詩」などは、「先ず」東大寺からはじめるといいと書いてます。現代人も、やはりそういう影響かな
と思うときがあります。
 私は、小学5年生で奈良方面の修学旅行に行きました。奈良では、しかせんべいを買い、しかにそれを食べさしたり、若草山に登って弁当を
食べたり・・・確か、家でおにぎりやおかずを持って行ったと思います。絵はがきを買った思い出が懐かしく走馬燈のようによみがえってきます。
 原点回帰と言う言葉もあります。純粋な目でもう一度、奈良をとらえなおしたい思いがこういう文章を書かせるのでしょうか。
 大佛様も、おおみそか(正月元旦の朝)と8月15日の日は、大仏殿の顔窓が開き、そこから大佛を拝することができます。・・・チャンスを、いかしたいですが、いつも撮影は失敗です。・・・夜、境内地では三脚は使えません。制約があるのは、施設の性格上、仕方のないことなのです。カメラマンだけでなく一般の参詣客もありますから。
 まずは、ゆっくりあせらず、いろんな景色と対話を始めることから・・・
私のページもリニュウアルいたします。
 厳かな気分で、お休みなさい。皆さんもいい夢を・・・おやすみやす、みなはんも、ええゆめ、みとうくれやす。
 そんじゃ、今夜はこのへんで、しまいまっさ。ああ、眠い、ネムイ。

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Posted by よっくん at 01:58Comments(0)

これからは、気負わずに書きます、写真掲載を・・・熟考して

2010年02月26日

今日の「一日一景」は「我が家の庭先の梅」です

 ふきのとうの写真をあるブログのも掲載しました。私のいま感じるデータの管理は、写真一枚につき「一枚の著作権」があり、
同一場面の連写された写真でも、「1枚につき、1情景の著作権」があると解釈しています。皆さんは、どう思われますか。
 あるものを縦に撮影しても「一情景」(1データ)であり、それを「横に撮影しても、全く別の表現方法であり、Aデータであり、Bデータということになります。
 でも、デジタル処理のデータというものは、がちゃがちゃシャッターを押しすぎる嫌いがあり、情報を精査した著作データ権の主張が望ましいのではと思います。オリジナリティを求められると言うことは難しいことでもあります。
・・・てな、・・・ことを、思う「オリジナリティ・オヤジ」とは言わず、「オヤジナリティ・オヤジナル」のおっさんの一言コメントでありました。「ちゃん、チャン」・・・後がよろしいようで?

我が家の庭に咲いた梅・・・梅の花の中にかげの花を創ってみました



  人の写真を見る機会がありました。まだまだ、写真の基本がない自分には「いい作品」にめぐりあう機会・勉強ができたと考えさせら れる今日この頃です。カルチャーショックも、「いい機会」ととらえたいものです。

撮影日 2010年2月21日(日) 正午     撮影機材 ソニーα350・マニュアルで撮影・三脚なし・フィルター使用なし
撮影者 近江万葉人
   

         これが、いままでの感想です・・・これが、今日現在の思いです。(近江万葉人湖等夢) 

 早いもので、41稿を超えていたのには、びっくりしました。よくも、長々と書き連ねたのでは・・・あきれかえること、よく、こんな文章を書いたなあ。・・・と思うこと。自信のない日もありました。これはアクセス多いだろうと思った割にはアクセスがなく、あくせくと、あくたい(悪態)を心で思ってみたり、自分ながらに、悲喜こもごもの連続、自信回復の早いこと、落ち込むのも早いこと・・・
妙にそうした「楽しみ」を味あわせてくれています。
 いい記事を書けば人が見てくれる・・・それは、幻想でしかないです。美辞麗句を並べたところで、「こころ・・・ゆめ」が基本となり、その人の人間味や暖かさ、情熱がほとばしる言葉がなければ「誰」(だれ)も見向きはしません。
 本当に、ブログ生活を始めて見て、感じた40稿目以降の感想です。  


Posted by よっくん at 00:52Comments(0)

奈良吉野路・雪柿(ゆきがき)

2010年02月25日

 いざ写真というものは、載せてみると何かパットせず、あれっとした部分にいらだち、後悔心の起こることもしばしばです。昨夜、記事を書いていて、この作品を・・・と言う思いでイタのですが何か気に入らず、同日投稿のようなことになりました。
 この一景は、奥千本から上千本へ引き上げる時に撮影したものです。冬場の情景を醸し出す雪と柿、・・・やはり、入江大吉翁I氏の冬場に撮影された数数の情景を頭にダブらせてしまいます。
 私は冬場の風情というものは、やはり雪が無くては語れないものでしょうか。
 柿の種類こそ違え、私の家の近くに柿(たぶん甘柿)が
長い間ぶら下がっておりましたが、小鳥たちが冬場、えさが少なくなる間、一個の柿を「チョコ食い」「チョコ食い」しては命をつなぐ姿を見ました。・・・12月から2月まで、冬の間、柿は人に口には入らず、鳥の口に入るのが現代の姿です。(写真は、渋柿ですが)
 現代人は、柿を口にするのが少なくなりましたと言うことですか。
 去年、奈良で柿の奈良漬けを初めて買いました。そんなものがあるのも知りませんでした。けっこう、いける味でした。
 今日は、柿の写真で思いを綴らせてもらいました。

  


Posted by よっくん at 06:14Comments(0)