遅まきながら…奈良・吉野奥千本・西行堂の紅葉から(雨)

2012年01月10日



 吉野西行堂の紅葉から(吉野奥千本の紅葉写真の一枚から)

 新年も10日を過ぎてしまいましたね。遅まきながらではありますが、このブログを愛読していただいている方には、本当にお待たせいたしました。何度も、何度もクリックをしていただいた方には、本当に申し訳なく思っています。やっとこさの、新年、初お目見えの投稿となりました。

 読者の方には、「本当にこのブログ続いていくのかなぁ!?」って、思われた方もあるように思います。今の気持ちでいうなら、心配しなくても大丈夫ですよといっておきます。
 ところで、新年、明けましておめでとうございます。今年も、相変わらず、アクセスのほど、よろしくお願い申し上げます。何じゃかんじゃと言いながら続いていくと思いますよ。

 さて、今日は、表題にもあるように「吉野奥千本の紅葉」を掲載してみました。秋口で、天候も変わりやすく、吉野に行くときは雨に出会わない方が不思議と言うのが私の感覚ですが。
 
 吉野奥千本の景色は、奈良の写真の大家である入江大吉翁も、「雪景色の義経堂・杉木立の景色」を多く撮影されていると思います。私も、奥千本の「紅葉」だけは、何かこだわりがあるようで、数年、おとづれるようにしています。奥千本の神社から、まだ険しい崖っぷちの道をつたい、その場所にたどり着くまでが大変です。山道を上がったり、下がったり、微妙に気温の変化を感じ取ることができます。

 雨の日なんぞは、紅葉が落葉し、雨に濡れ、細い道で足を踏み外せば危険なものです。しかし、その場所にたどり着いた「満足度」は、何かしら、充実したものを感じることができるのも事実です。
 風そよぐ「木々の葉の音」、カメラにかかる雨だれ、おぼつかぬ足取りのままに「撮影する様」は、本当に「様」になりませんが、こうした中であっても、なぜか、満足感、充実感があるから不思議です。

 というところで、「はい、パチリ」のできが、この一枚です。写真も、木々の葉の音が聞こえてきそうです。そして、葉についた「雨のしずく」も微妙ながら、「写っ」ています。

 話は変わりますが、ある新聞をネットで見ていたら、「眼高手低」(がんこうしゅてい)と言う「四字熟語」があるそうで、50歳代の私もさすがに、自分の不勉強さを今更ながら感じたのですが、意味は「目は肥えているが、やらせてみると下手につきる」と言うことだそうで、何か、「カメラ撮影道」に通じるものが
あるのかなぁと感じいった次第。いいカメラや器具は一人前のものを持って、さぞ風景写真の極意がわかったような顔をしているが、「実際、撮影させればからっきし、撮影下手、作品の作品にもならないド素人」という意味合いになりそうです。
 逆に、前向きに考えると、撮影の技術、作品のできばえを常に前向きに上昇させていこうとする心と、基礎を着実に身につけ努力を日頃より怠らず歩むという「技術」を身につけていけばよい。…そう解釈もできます。

 同じ景色でも、何度でも「足を運べ」ば、切り取る「風景」は、「心に、カメラの眼」に見えてきそうです。また、来年も、吉野へ行きますか。いい作品は、心の「持ちよう次第か?」

(今日はこれにて、おそまつ)

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 今しばらくは、季節感の伴わない写真が続くかもわかりません。ご了解を願います。…作品、選ぶのも思案橋ブルースいや「思案」「思案」の連続なんですよ。
 
 追伸 このブログのほか、このブログの兄弟ブログとして、fc2ブログで「日々の移ろいカメラ日記」URL http://hibiuturoi.blog82.fc2.com/ 京都エリアブログも、「古風土近江万葉人のさすらい旅日記」、URL http://kyoto.areablog.jp/342yy2848 のブログも立ち上げています。良ければ、アクセスしてみてください。
 同じ写真を使うこともありますが、原稿は、別個の文章で書くようにしています。
   


Posted by よっくん at 23:39Comments(0)